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2022年9月7日

嶋村チョイス!今月のKEY PERSON

氏名:Duong Thuc Binhさん
会社名:Sumitomo Forestry Vietnam
役職:Sales Assistant

「嶋村チョイス!今月のKEY PERSON」第36回を始めます!
どうぞよろしくお願いします。それでは さん、自己紹介をどうぞ!

Binhさん:私の名前は、Duong Thuc Binhです。 27歳です。現在はSumitomo Forestry Vietnamでセールスアシスタントとして働いています。

(Sumitomo Forestry Vietnamで営業アシスタントとして活躍するBinhさん)

Q.ご本人学歴、そこからSumitomo Forestry Vietnam社との出会いまで
大学では日本語と人事を専攻していました。大学卒業後は、別の分野に挑戦してみたいと考えていました。
Sumitomo Forestry Vietnamを知ったのは、HRnaviさんを通じてのご紹介でした。
私がちょうど前の会社で仕事を辞めようとしていた時、すぐには次の仕事を見つける予定はなく、1カ月くらい休憩をしてから仕事を探すつもりでした。そんな時、HRnaviさんから連絡をいただきました。それは私が前の会社を辞めたちょうど翌日でした。おそらく偶然だったと思うのですが、HRnaviさんからのご連絡に今でもご縁を感じています。
そうして、2019年よりSumitomo Forestry Vietnamに入社してセールスアシスタントとして勤務しています。Sumitomo Forestry Vietnamでは、業務内容が面白いことはもちろんですが、その他、たくさん外国語を聞いたり、使ったりすることができるので、そんな環境が私はとても気に入ってます。

Q.入社してから大変だったこと、成長のきっかけになった出来事
入社後、大変だと感じたのは仕事のプレッシャーとマルチタスクに直面したことです。
また、国が違えば、文化や考え方の違いもあり、時にはお互いに誤解が起きることがあります。そんな時、成長するためには失敗を恐れず、最善の解決策を見つけようとすることだと思います。
私は当初、コミュニケーション経験が足らず、多くの人と話し合う機会がなかった(避けていた)ので、社員皆さんとの会話や意思疎通をどう対処すればいいのかすらわかりませんでした。一方では、お客様から苦情を受け、怒った態度で話しかけられることもあり、1日に何度もこのような対応をしなければいけなく、とてもストレスを感じていました。
けれども、私はベトナムではない対外国企業の担当の方の働き方、その方が持つ考え、言語表現の違いなどを失敗から学ぶうちに、お客様の要求も徐々にではありますが理解が深まり、日に日にクレームは少なくなっていきました。この経験は私にとって非常に良い経験となりました。
また、上司から同時に非常に多くのタスクが与えられる時、少し戸惑いますが、そのマルチタスクをこなせた時、成長できたと思います。

新しい仕事を始めるにあたり、まず、新しい環境に適応するためにさまざまな事を学ぶ必要があり、仕事に慣れるためにはそこで経験する一つ一つを体得する必要があり、つまり、新しい経験を積むということは忍耐力が必要だと思います。
ビジネス環境のキャリアチェンジは面白くやりがいがあります。たとえば、データ分析、論理的思考、マネジメント、コミュニケーションスキルなど。そこからの学びを通じて、新しい仕事のスキル・知識を身につけることができました。
これらのスキルは、私を成長させてくれて、仕事でのモチベーションにも繋がり現在に至っています。その中でも特にコミュニケーション能力、時間管理などのスキルを成長させることができたと実感しています。
日系企業であり、これまで経験がなかった環境なので、入社当初は職場環境に慣れることに必死でした。しかし、現在となってはSumitomo Forestry Vietnamの環境が大好きです。

Q.現在ご担当されているお仕事内容について
セールスアシスタントの主な業務は、お客様と部門間のサポートです。また、営業部長が円滑な営業運営を行えるようサポートしています。
具体的には、製品と価格情報を提供したり、顧客プロファイルを作成、更新し、正確な顧客データベースを管理します。受発注で問題が起こった時にはそれを解決するために調査を行い、 結果を営業マネージャーに伝え
ます。その他、見積書の作成、在庫管理、支払い管理、納品チェックまで行っており、すべての仕事において常時業務がスムーズに行われるよう対応しています。

Q.御社ビジネスでの業界最新トピックを教えてください
弊社関連会社が生産するパーティクルボードを中心に、木質家具原材料や建材をメインにベトナム国内向けに販売を強化しております。今年の上半期までは家具需要が堅調に推移しましたが、下期に入りアメリカを中心とした不況、巣籠需要の一服によって、足元では需要が冷え込んでおります。ただ、ベトナム家具輸出先として最も大きいアメリカでは、住宅戸数はまだ不足しており、来年以降は徐々に需要が回復していく年と見込んでおります。

Q.今後の目標(夢)は何ですか?
現在の仕事の業界でさらに経験を積んで、自分の能力を高め、将来はより高いポジションに就くため、別の新しいスキルを学びたいと思っています。 サプライチェーンのトップになるか、またはビジネスアナリストになりたいです。それから、もっと外国語に堪能になりたいです。
さらなる夢としては、私自身でもビジネスを行い、たくさんのお金を持ち、世界を旅することが私の夢です。

(日本人スタッフの方の送別会にて撮影した集合写真 )

Q.ベトナム人から見た日本人の印象
仕事でも日常生活でも、日本人は挨拶をとても大切にしていると思います。また、仕事では時間を厳守し、礼儀正しく、勤勉で親切、という印象です。彼らはいつも細心の注意を払っています。 結果を出すのはもちろんのこと、次の機会に向けて物事をより良く改善することを重視する考え、文化があるように感じます。
私は日本の文化と日本食が本当に大好きです。 日本に旅行に行きたいと思っていますが、残念ながらまだチャンスがありません。いつか必ず行きたいです☆

Q.ベトナム/ベトナム人をもっと知るため、日本人へのアドバイス
そのためには、日本人の方を含め外国人みなさんに言えることですが、まずベトナムという国に順応することが必要だと思います。日本人の方は非常に規律正しいですが、時にはもっと柔軟に自由になるべきだと思います。多くの方はベトナムにおける彼らの生活圏・コミュニティから抜け出すことはめったにないと思います。日本人は主にフォーなど有名料理しか知らないのでは、と思うので、もっと美味しいベトナム料理を探したり、ベトナムの人たちと知り合うために、もっと多くのベトナムの店を訪れると良いと思います。
あと、ベトナム人と友達になるためにもっと心をオープンにしたら、さらに上手くいくと思います。
様々なベトナム人と働いて、様々な地域の多くの習慣にも詳しくなってください。

ベトナムと日本をつなぐ商業プロモーションイベントに参加したり、ベトナムでもっと旅行に行ってください。そして、その旅行での思い出話を共有し、他の人にさらに助言を求めると知識経験が増して、ご自身の生活もより楽しくなるはずです。ベトナム人と交流し、ベトナム人とデートしてみてください。 もっとフレンドリーになって、ベトナム語を学ぼうとしてみてください。

そうすればベトナムとベトナム人をもっと深く知ることができると思います。

Binhさん取材ご協力いただき、ありがとうございました!

【インタビュアー】
パートナー兼ハノイ支店代表 嶋村 拓史(しまむら・たくじ)
連絡先:(Tel) 090-1828-660 (Mail) takuji.shimamura@hrnavi.com
コメント:ベトナムで人材採用のお手伝いをしております!人材の件でご相談ございましたらいつでもお問い合わせください。

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