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2022年6月8日

嶋村チョイス!今月のKEY PERSON

氏名:Dao Duc Camさん
会社名:KEIZU VIETNAM COMPANY LIMITED
役職:General Manager

「嶋村チョイス!今月のKEY PERSON」第33回を始めます!
どうぞよろしくお願いします。それでは Camさん、自己紹介をどうぞ!

CamさんCamです。1982年生まれ、今年で40歳です。出身は、ホーチミンから600kmくらいのところにある、Gia Lai省です。現在は、私の両親、奥さんと子供2人で、ホーチミンで暮らしています。
ホーチミン工科大学の電気通信学部を卒業しました。その後、経済大学でMBAを取得しました。専門はエンジニアですが、ビジネス管理するためにMBAも取得しました。
趣味はサッカーです。今は年を取ったので観戦だけです(笑)あとは音楽が好きです。ジャンルはハードロックが好きで、メタリカやNIGHTWISHなどをよく聴きます。

(KEIZU VIETNAM社で中心人物としてご活躍されているCamさん)

Q.ご本人学歴、そこからKEIZU VIETNAM社との出会いまで
Camさん:大学卒業後は日系企業に入り約2年、日本の神奈川県でカーナビの組み込みエンジニアとして働きました。2009年にベトナムに戻りベトナム通信大手に入り、ネットワークエンジニアとして4年程働きました。その後ソフトウェア会社で約3年、アメリカのソフトウェア会社での勤務を経て、2020年6月にKEIZU VIETNAMに入社しました。

Q.入社してから大変だったこと、成長のきっかけになった出来事
入社した時、日本のケイズコーポレーションはSalesforceのパートナーでしたが、KEIZU VIETNAMは別会社のため、新たにパートナーシップを結ぶ必要がありました。そのプロセスは複雑でパートナシップを結ぶまで半年掛かりました。
DX部門は新しい部門で、私が入社した時はまだ社内資料も何もありませんでした。始めの半年はパートナーシップ締結と同時に会社案内その他の社内資料の作成に取り組みました。その後、無事Salesforceを販売開始することがでました。最初の年は難しかったですが、見事4件の契約を結ぶことができました。

Q.現在ご担当されているお仕事内容について
現在はDX部門の部長をしています。KEIZU VIETNAMの他の2部門では日本から仕事を受けて動きますが、DX部門では自分達でパートナーシップを探して、営業、販売、販売後のカスタマーサポートを行っています。
私の業務は大きく分けて3つあります。1つ目はSalesforceを販売することです。お客様を訪問して(またはオンラインで)ミーティングをして、提案書や見積書を提出します。2つ目は販売後のプロジェクト開発(Development)です。通常ですと、販売は販売、開発は開発と担当が分れるところですが、まだ新しい部署のため、私が両方を兼務しています。3つ目はシステム開発後に、導入していただいたお客様のサポート(バグの対応やシステム改善の対応)です。

Q.今後の目標(夢)
今DX部門を立ち上げて2年目ですが、将来は私がいなくてもDX部門が機能するよう組織を強化していくことです。それまでにあと3年くらいかかると見込んでいます。組織/仕組み作りは非常にやりがいある仕事です。

(CRMセミナーで登壇した時の写真です)

Q.最近の御社ビジネスでの面白い話、業界最新トピック ※この道のプロとして紹介させてください
コロナの影響でお客様との関わりがこれまでと変化しました。コロナ前はお客様を直接訪問していましたが、今はオンラインでミーティングをすることが増えました。訪問していたころは午前中に1件しかミーティングが出来ませんでしたが、オンラインでは3件か4件が可能になりました。効率を考えると良い変化だと感じています。
オンラインミーティングで注意していることは事前準備を万端にすることです。お客様から要求があったらすぐに資料を共有できるよう準備しています。
また、カメラがオフの場合はお客様の表情が見えず、反応がわからないので判断が難しかったりしますので、そこも注意が必要なポイントです。

Salesforceは以前はCRMシステムとして認識されてきましたが、今はiosやAndroidのようにプラットフォームとしての機能を提供しています。プラットフォームの中で複数のアプリケーションを組み合わせて導入していただけます。このSalesforceをベトナムで多くの企業に認知してもらい、利用してもらうことを目標にしています。

Q.ベトナム人から見た日本人の印象
仕事に対しては皆さん真面目という印象です。しかし、プロセスの処理や判断が遅いように感じています。
慎重に考えることによりたくさん時間がかかるということは理解していますが、ベトナムではアメリカのように割と決定が早く、物事が早く進みます。そういったスピード感の違いを感じています。

Q.ベトナム/ベトナム人をもっと知るため、日本人へのアドバイス
私が思うのは、日本人の方も、もっとベトナム語を勉強していただき、ベトナム語が分かるようになれば、私生活や仕事の両面で便利になり、さらにはベトナム人と本当の意味で仲良くなれると思います。 ベトナム語の発音は難しいですが、ぜひチャレンジして欲しいです。

Camさん取材ご協力いただき、ありがとうございました!

【インタビュアー】
パートナー兼ハノイ支店代表 嶋村 拓史(しまむら・たくじ)
連絡先:(Tel) 090-1828-660 (Mail) takuji.shimamura@hrnavi.com
コメント:ベトナムで人材採用のお手伝いをしております!人材の件でご相談ございましたらいつでもお問い合わせください。

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