2019年2月13日
氏名:川口 玲音(レオン)さん
会社名:Seesaa Vietnam Co,. Ltd.
役職:General Director
「嶋村チョイス!今月のKEY PERSON」第4回を始めます!
どうぞよろしくお願いします。それではレオンさん自己紹介をどうぞ!
レオンさん:シーサーベトナムの川口玲音です。レオンという名前ですが日本人です(笑)
ベトナムに来て5年です。スマートフォンアプリのオフショア開発をやってます。休みの日はだいたいカフェに行って駐在仲間とチャットしたり本を読んだり、ぼーっとしたりしています。最近はゴルフを始めて上手くなりたくて頑張っています。
若くしてベトナム現地法人の代表を務めるレオンさん。オフィス前にて撮影
Q.レオンさんはなぜベトナムに来ることになったのですか?
レオンさん:シーサーベトナムの立ち上げ後にエンジニアとして出張でハノイに行く機会をいただけたことが、すべての始まりでした。そこからエンジニアと一緒に開発しながら、現地でのサポートを半年ほど続けました。
その後、ビザの関係で日本に帰国しなければいけなかったのですが、ベトナムのスタッフへの愛着がうまれ、いつしか活気ある環境でもっと仕事がしたいという気持ちが強くなっていました。本社にもっとベトナムで仕事がしたいということを伝え続けた結果、ようやく現地駐在員として赴任が決まり、ハノイ生活が始まりました。
Q.来越当時のベトナム、そして現地スタッフの印象などはいかがでしたか?
レオンさん:ベトナムに来るまではベトナムのことは何もわからず、「ベトナム人ってどういう人なんだろう?」、「コミュニケーションがうまく取れるのかな?」ってイメージで、とにかく不安しかなかったです。でも、実際に接してみたらそれが真逆でした。イメージしてたよりまじめで働き者。そして笑顔が多くて明るい。
でも、良い悪いの判断ができない事が多くそこの教育に苦労しました。
ベトナムでは日本語を勉強してる人が多く、スタッフも日本語を使おうとしてくれるのが嬉しいですね。僕がベトナム語で質問してスタッフが日本語で返す。また逆も。これが、なかなか面白いです。
先輩スタッフが新人スタッフに日本語で”おはようございます。” “お疲れ様です。お先に失礼します。” を教えてる姿はなんとも言えず良い光景です。
スタッフたちが初めての給料でご飯をごちそうしてくれたときはホント感動しました。
仕事でサポートしあったり、スタッフがスタッフに感謝の気持ちでご飯をごちそうするシーンを何度も見てきてます。助け合いや感謝の気持ちを持っている部分は尊敬するほどです。
定期的に開催される食事会にて。会社みんなの仲の良さがわかる素敵な1枚です
生活は日本食屋さんも増えて洋食も食べれますし、タクシーで移動できる、渋滞とかストレスもありますけど住みやすいと思います。ハノイで辛いのは健康問題ですかね。ハノイは、空気が悪いので、咳がひどくなることが何度もありました。最近は免疫ができて強くなったかもです(笑)天気って自分でコントロールできないところなんで、しょうがないんですけどね。
ベトナム来てよかったことはスタッフ含め、いろいろな会社の方々に出会えたことです。いろいろアドバイスをいただいたり、仲良くさせていただいていて、感謝です。
Q.ベトナムでSeesaaさんはどんな仕事をしていますか?
レオンさん:シーサーベトナムではアプリの開発と検証をメイン業務としております。
スタッフみんな仲が良く、チームワークがとても良い。まだまだ足りない部分はありますが、一生懸命仕事してくれています。強みはチーム力ですね。
ベトナムは家族第一の文化じゃないですか。会社は1日の大半を過ごす場所なので、家庭のように落ち着ける場所にしたいなという思いです。
そういった環境を作るにはまず僕がスタッフみんなから信用されないといけないなと。スタッフの家族からも。そのためにこの3つを意識してます。
スタッフと同じ目線で仕事をする
同じ体験をシェアする
家族に会う
メリハリを大事に、一緒に働き、一緒に遊びます。
会社設立5周年記念パーティーでの集合写真。これぞ「THE☆ベトナム」です
オフショア開発のほか、シーサーでは『駐在ライフ』という海外赴任者向けのメンタルヘルスケアをメインとした駐在員の生活をサポートしていくサービスを提供しています。うち、シーサーベトナムはサービス運営を行っています。
特徴はメンタル不調を未然に防ぐというところ。臨床心理士さんとの面談は定期的に対面で行う健康診断のような感じで行います。カウンセリングというと構えちゃうかもしれませんが、臨床心理士さんはフランクな感じで話しやすいので、自然といろいろ話ができると思います。
面談以外のサービス
生活ノウハウ情報、スポット情報コンテンツ
会員同士の交流掲示板
電話通訳サポート
駐在員同士の横の繋がりを作れるように、美味しいものを食べる会や趣味会やゴルフサロンなど、実際に会員同士が会って交流する場も提供したいと思っています。
ビジネスでもプライベートでも情報を得るには現地での駐在員同士の繋がりって大事ですね。
駐在ライフは海外拠点に駐在員を送り出す企業様向けのサービスです。
海外駐在員に向けた福利厚生のひとつとして利用いただきたいです。
海外拠点において駐在員の活躍は必須ですね。その中で駐在員のココロのケアは本人にとっても企業にとっても大事だと思います。
Q.レオンさんが目指す、これからの仕事における夢を教えてください
レオンさん:駐在ライフを大きくしていきたいです。
過去に現地採用として働いていた日本人スタッフがメンタル不調になってしまい、その対応をした経験があります。その時にもっとできたことがあったんじゃないかって気持ちがずっとありました。本社代表から「駐在員向けに何かサービスやりたいよね。メンタルケアサービス良いんじゃない?」って言われたときにすぐ「やりたいです」って返事をし、サービス立ち上げという形になりました。
“なってからでは遅い” やっぱり未然に防ぐというのがコンセプトなので、「うちの駐在員は大丈夫だ!」駐在員自身も「自分は大丈夫だ!」って思っている人にも利用していただきたいです。
まずはベトナム版をリリースしましたが、東南アジアやアジア各国にも広げていきます(中国、インドネシア、タイなど)駐在員だけじゃなくて、その家族や子供を含めたサービスになっています。
駐在員のメンタルケアと言えば『駐在ライフ』と言ってもらえるようなサービスにしていきたいです。駐在員みなさんが充実した駐在員ライフを送れるように願っています。
Q.最後になりますが、これからベトナムに来る若者へメッセージお願いします。
レオンさん:ベトナムにどんどん来て欲しいです。日本では気づかない感覚や日本ではできない体験ができると思います。きっといろいろな出会いがあり、刺激がたくさんあると思います。
生活は駐在ライフがサポートしますので安心してください!
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インタビュアー
ハノイ支店マネジャー 嶋村 拓史(しまむら・たくじ)
E-mail: takuji.shimamura@hrnavi.com
Tel: 090 1828 660
コメント:ベトナムで人材採用のお手伝いをしております!人材の件でご相談ございましたらいつでもお問い合わせください。