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2021年2月3日

嶋村チョイス!今月のKEY PERSON

氏名:Nguyen Thi Lan Huongさん
会社名:SEPTENI TECHNOLOGY CO.,LTD.
役職: Human Resources General Manager

「嶋村チョイス!今月のKEY PERSON」第19回を始めます!
どうぞよろしくお願いします。それではHuongさん自己紹介をどうぞ!

Huongさん:私はHuongと申します。Huongとはベトナム語で「香り」という意味です。
ハノイ出身で、ハノイ大学で日本語を4年間勉強し2009年に卒業しました。
SEPTENIには2013年9月にバックオフィスマネージャーとして入社し、今は8年目でバックオフィスのゼネラルマネージャー(部長)および弁護士として働いています。
2018年よりハノイ法律大学で約2年半法律を勉強し、2020年に弁護士資格を取得することができました。
趣味は法律と心理学を学ぶこと、本を読むことです。 私生活では2歳の息子の母でもあります。

(Huongさんお写真。お姉さん肌でお人柄素晴らしく優秀な人材です)

Q.SEPTENI TECHNOLOGYとの出会いはどのようなものでしたか?
Huongさん:SEPTENIとの出会いはヘッドハンターをしている友人からの紹介でした。
「正しいことをやる」という会社方針に惹かれたこと、またその当時の社長とお話した時に、とても気が合うと感じて、SEPTENIへの入社を決めました。
嶋村:日本語を勉強しようと思ったきっかけは何かあったんですか?
Huongさん:父のアドバイスです。当時は日本語を勉強する人が少なかったので、日本語を勉強したら働けるチャンスが多いんじゃないか、と父から助言があって、日本語の勉強を始めました。

Q.入社してから大変だったこと、成長のきっかけになった出来事は何ですか?
Huongさん:入社当時は設立したばかりで制度が整っていなかったので、一から制度を構築することが大変でした。メンバーが働きやすく能力を最も発揮できる環境を作るためにいろいろ考え、法律や制度の理解に努めました。結果、日本本社のサポートもあって、メンバーも私も納得のいく制度作りができました。

嶋村:業務で分からないことがあった時はどう対処されましたか?
Huongさん:SEPTENIではオーナーシップの文化が強くあり、自分の考えを持たなければいけません。そのため、分からないことがあった時は、まず自分で考えて、それから上司に相談していました。私の周りには優秀で、よく話を聞いてくれる上司の方々が沢山いるので、どんなことも解決することができました。
政府への手続き業務も、どうしたら良いか分からない時もありましたが、バックオフィスマネージャーとして、私がどうするかを決めないといけない立場なので、自分で調べたり、担当者に相談して、解決しました。難しい業務でしたが、それが成長できるチャンスだと思っていたので乗り越えることができました。
以前は、バックオフィス業務は日本本社の承認をもらわないと進められませんでしたが、今は私に決裁権を与えられているので、部長として出来ることが増え、「成長できたな」と感じる点です。

Q.現在のお仕事内容についてついて教えてください。
Huongさん:人事、会計、法務を管理しています。今は社内制度が整備されているので、基本はいちいち私が介入せず、通常業務についてはスタッフに任せています。最終チェックだけは私が担当し、問題点があればスタッフと一緒に解決します。
採用に関しては、社内に採用管理ツールを導入しているのでオペレーションは問題ないのですが、毎年、「何十人を採用する」という目標があるので、どうやって達成するかをスタッフと相談して採用戦略を練ります。
会計ではレポートの確認、役員会議での報告、イベントがあったら税務処理の管理を行います。

(社外セミナーにて。現在、人事総務のスペシャリストとして活躍中)

Q.Huongさんの今後の目標(夢)を教えてください。
Huongさん:弁護士としての勉強を続けて、博士号を取って、法律の分野で幅広く力を発揮したいです。私は人の悩みを解決することが好きなので、法律と心理学の専門知識を使って人の役に立ちたいと思っています。将来はもっと心理学を勉強して、企業内カウンセラーができたらと思っています。SEPTENIでは自分がやりたいことを実現に向けて最大限協力してくれる良い会社ですので、これからも大好きなSEPTENIでずっと働いていきたいです。
また、SEPTENIとしては、現在はSEPTENIグループ向けにシステム開発を行っていますが、将来はグループ内だけでなく、他の企業にもサービスを提供できるようにしたいと思っています。特に日系企業を顧客として日本語でサービスを提供したいです。

Q.IT業界での人材採用は難しいと思うんですが、その中でも取り組んでいる面白いトピックはありますか?
Huongさん:ベトナムでは開発者はJavaやPHPなど、「自分はこれをやっているからずっとやりたい」などプログラム言語に拘りを持っている方が多いですが、SEPTENIでは新しい言語や技術にもチャレンジできるフィールドを用意しています。自分の拘りに固執しすぎるとそれ以上は成長できないと思います。ですから、やりたいと思ったらチャレンジできる環境であることは、SEPTENIの強みであり、魅力です。仕事内容だけでなく、フレックスタイム制度や在宅勤務など、開発者が働きやすい環境も整っています。
また、SEPTENIではベトナムの優秀な大学と提携して、IT業界で働きたい学生をたくさん採用しています。

Q.ベトナム人から見た日本人の印象とはどんなものでしょう?
Huongさん:日本人はシンプルだと思います。私は社長をはじめ3人の日本人と働いていますが、よく話を聞いてくれて、何でも相談できて、一緒に解決できる人達、という印象です。
敢えてマイナスの印象を挙げるなら、ダイレクトに話をしないというところでしょうか。日本人は相手を傷つけないようダイレクトに話さず、言葉を選びます。でもベトナム人はダイレクトに言われないと気づきません。厳しい言葉だとしても、ベトナム人は受け止められるので、言って欲しいと思います。

Q.ベトナム/ベトナム人をもっと知るため、日本人へのアドバイスをいただけますか?
Huongさん:私の考えは、まず名前を覚えて、たくさん話をして、その人の性格や趣味を理解することだと思います。なぜならベトナム人は日本人が大好きですし、自分のことを人にたくさん話したいタイプだからです。沢山話せば、すぐ友達になれると思います。そして先程も言ったとおり、日本人も言葉を選ばずに、ダイレクトに話をすれば、お互いにより理解できると思います。

(現在ご担当される人事総務チーム皆さんでの集合写真です)

Huongさん取材ご協力いただき、ありがとうございました!

ありがとうございました。

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インタビュアー
ハノイ支店マネジャー 嶋村 拓史(しまむら・たくじ)
E-mail: takuji.shimamura@hrnavi.com
Tel: 090 1828 660

コメント:ベトナムで人材採用のお手伝いをしております!人材の件でご相談ございましたらいつでもお問い合わせください。

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