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氏名：NGUYEN HA HUNGさん
会社名：ISN Corporation
役職：CEO & Founder

「嶋村チョイス！今月のKEY PERSON」第1４回を始めます！
どうぞよろしくお願いします。それではHungさん自己紹介をどうぞ！

Hungさん：1979年、ハノイで生まれ、ハノイで育ちました。
2002年ハノイ貿易大学を卒業して、2003年に日本の拓殖大学へ留学、大学院へ進み、2006年に卒業しました。同年、日本の人材紹介会社のジー・エー・コンサルタンツに入社し、5年間勤めた後、2007年にハノイでサービスを開始するのあたり、ベトナムに異動になりました。その後、2010年にVietnamhousing.vn(ISN Corpolation)を立ち上げました。

Q.ISN Corporationの事業内容について教えてください。
Hungさん：ISN Corporationはベトナムハウジングの屋号で事業を行っています。
主な事業は仲介業で、マンション、サービスアパート、一戸建ての賃貸仲介、オフィス物件、SOHOの賃貸仲介、不動産売買の仲介を行っています。
管理業では賃貸管理、建物管理、サービスアパートの運営、サービスオフィスの運営をしています。
内装設計・施工ではアパートやオフィス、飲食店を中心にベトナムならではの価格帯、高いデザイン性で外資系企業からも高い評価をいただいております。特にオフィス物件については物件のご紹介と同時に内装工事プランの提案をさせていただくワンストップサービスを提供させていただいています。
その他、レンタカー事業なども行っており、全事業部で60名程のスタッフがおります。

Q.御社の強みはなんでしょうか？
Hungさん：やはり人材の質ではないでしょうか。私はサービスの質＝人材の質だと思っています。営業やカスタマーサポートではお客様と直接関わるのでその接客態度が重要になりますが、弊社はレベルが高いと自負しています。すぐ辞めてしまうとなかなか教育というところに至らないので、スタッフが定着して質を上げていくことが重要ですね。今はその辺りの人材がうまく揃っているので、お客様に安心したサービスを提供できてるんじゃないかと思っています。
弊社では不動産部門が一番歴史が長く、事業規模が安定しています。他社さんでも同様にされていらっしゃるところもありますが、仲介手数料と更新手数料がかからない、礼金がかからないのが第一のポイントとしてあります。 第二のポイントとして、5年前よりカスタマーサービスを個別の部門に独立させました。
営業がカスタマーサポートをやっていましたが、お客様が増えていく中で営業で対応できる時間が限られてきました。その為一括で受け付ける部署ができたことにより、営業に集中できるようになりました。このサービスは立ち上げて5年になりますが、当初は怒られ部署ということもあり、人材が続かないということもありましたが、今では4人のメンバーが固定になり、非常に安定しています。お客様からも高評価をいただいております。他社にはない当社ならではのサービスとして提供させていただいてます。

（ISNグループ《不動産事業、内装事業など》の各事業部全社員を集めての2019年の報告会の様子です。）

（2019-2020年は若いスタッフの結婚式が立て続けにあり、おめでたい年になっているそうです。）

Q.今後御社で目指すビジネスの事業展開についてお聞かせいただけますか？
Hungさん：弊社は今年7月でお蔭様で10周年となります。この10年で、出会った沢山のお客様との関係で、人と人との繋がりが大切だなと感じてます。これまでの人との繋がり、また沢山のお客様から頂いたご意見、弊社の経験からも、今後は管理事業に力を入れていきたいと思っています。
現在まで、管理事業では分譲マンションに、弊社が家具、家電の設置とハウスキーピングなどのサービスの提供を行い、Vinhomes Metropolis、Times City Parkhill、Royal Cityなどでサービスアパートを管理していますが、これまでの10年間の経験を活かし、さらにいいアパートを作り、より良質なサービスを提供していきたいです。

Q.Hung社長から見た日本人の印象、こうしたほうがいいよというアドバイスはありますか？
Hungさん：日本人との人間関係で、日本では人と人との距離が遠く感じます。ベトナムでは、仕事でもプライベートの話をするなど、結構人間関係の距離が近いので、そこは日本との違いでギャップに感じます。もう慣れましたが。笑。でも、もし日本人の方で仕事でもうまくいかないなー、会社でみんなと雰囲気がいまいちだなーと感じたら、ちょっとベトナムに合わせて、日本のこと、家族のことを話す、もしくはスタッフに家族のことを聞く、などベトナムに合わせてみてもいいのかなと思います。それで、ベトナム人との距離が近づけば、仕事も結果が出るかもしれません！！逆に、私は日本の文化、日本人の考えを理解して接客をするように社員教育においても大事にしています。

（今年行われた旧暦での弊社忘年会の写真です。）

ありがとうございました。