2021年3月3日
私は2006年に日本からベトナムに戻り、ベトナムで仕事を始めました。次第にベトナム人の友人もできて、彼らのほとんどがエリート層の人材であったことから、いろいろなことを教わりました。しかし、一点だけ違和感を感じたのは彼らは(私の基準では)あまりにも自分のことを語りすぎているのではないか?ということです。謙遜どころか、ものごとを大きくして話すわけです。一方の日本人は、謙虚で、もの静かながらも、やることはやるので、個人的には日本人の控えめなコミュニケーションが好きです。
しかし、ローカル経営者あるいは管理者の会話をよくよく聞いてみると、すべてが自分を大きく見せようとするための会話ではないことに気づきました。
ある人は自分のリーダー観を常に語っていました。
ある人は仕事感を語りました。
他にも様々な表現で、自分のスタイルを常に発信しています。
考えてみると、日本のカルチャーではコミュニケーションが控えめではあるが、それをしっかりと補うために飲みニケーションがあります。酒の場で、お互いを語り合って、相互理解及び信頼関係を構築するわけですが、飲みニケーションの文化がそれほどできていない(女性がほとんどお酒を飲まない)ベトナムのようなところでは、リーダーが常に語ることが求められます。
そう簡単に、控えめの自分から大々的に語れる自分にはなれないだろうと感じます。多くの日本人もそう感じているのではないかと思います。語り上手になり、スタッフ教育をしつつ、組織づくりをしていく、そういうことがこのベトナムで組織づくりを成功させるための秘訣ではないでしょうか。
次回は「仕事をしない上司」について、考えたいと思います。
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国費留学生として、選ばれ、1996年~2006年まで日本で留学と仕事を経験したのち、ベトナムに戻り、日系企業に対して、経営助言のコンサルティングをしました。ベトナム人は比較的にレベルが高くないという実態をなんとかしたく、2010年からアイグローカルリソースを創設、ベトナムにある人材のレベルアップを会社のミッションに、日々、努力しています。
人材から人財への道のり
信頼関係の構築
諦めやすい
遅延について(その②)
遅延について(その①)
社内ネガキャンへの対処
企業の行動規範
行動管理
仕事の成果とモチベーション
期待して採用を任せたら全く採用が進んでいない
チームリーダーの宣言
断らない従順な社員
早い定年を迎えたい
バイトや時短勤務希望者が多い理由
仕事暇になったから、辞めます。
中間管理職ができていない理由
私のことを信用してくれないじゃないか?
思い込みに関して
育ってくれてありがとうございます。
転職がステップアップと勘違いしているベトナム人
関心を示してほしいベトナム人の心理について
ベトナム人の計画性のなさ。
家族と一緒にいたいので、仕事をやめます。
若いので、いろいろな経験がしたいとは?
適性診断で組織を強くする!
関心ないので、調べませんが、関心のあることは調べています。
権限がないから、誰にも指導できませんよ!
欲を抑えたがるベトナム人
謝らない、感謝しない
本を読まなくなったベトナム人若い世代
こだわりのないベトナム人
あきらめやすい
ノーと言いたがるベトナム人
責任を取るのは仕事を辞めるの?
スタッフの主体性が低いのは日本人上司の責任!
言い訳が多い病
意見は今、ありません。
節約すき、我慢好き?
ベトナム人の金銭感覚
距離を縮める魔法のツールとは?
ベトナム人スタッフはなぜ、相談しないのか?