2018年3月14日
Xin chao!みなさんこんにちは。
いつもあーちゃんのベトナムワーク&ライフを読んでいただきありがとうございます。
私、今月末で退社することになりましたので、今回が最後の回になります。
ベトナムには2013年10月に来て、約4年半になりました。その内、半年くらいはホーチミン、4年くらいハノイを担当しました。両方で働くことができとても良い経験になりました。折角なのでこの4年半ベトナムに来てよかったことを振り返ってみたいと思います。
①お節介なベトナム人に恵まれたこと
ハノイに来て2週目くらいに体調を崩し、家で寝込んでいました。するとベトナム人社員から電話があり、あーちゃん大丈夫ですか?ととても心配してくれました。とりあえず大丈夫ですと答えると、私たちはあーちゃんの家に行きます!!とのこと。え、寝かせてほしいな・・・と思ったのですが、あちらは全然譲りません。とりあえず渋々OKしたところ、夕方みんなでクッキーとフルーツを持ってきてくれました。え、クッキー?!と思いましたが本当に嬉しかったです。笑
他にも、ある日また私が体調を崩して家で寝込んでいると、ハウスキーパーのおばちゃんが気にかけてくれました。当時は全然ベトナム語もしゃべれず(今もですが)、心配したハウスキーパーは不動産屋に連絡し、不動産屋が私の体調を気にかけてくれたこともあります。なんてお節介な人なんだと思いましたが、やっぱり嬉しいです。笑
②ベトナムならではのコミュニティーがある
私は石川県出身で、よくハノイの石川県人会に参加させてもらいました。当然、石川に住んでいたら敢えて石川の人と意識することはないですが、外国に来た途端、一気に親近感が沸きます。同郷というだけで、世代や職業を超えて一緒に飲んだり話したりすることができ、また仕事のことを応援してくれたりと、とっても良い環境に恵まれました。
③会いたい人に会える
2013年のハノイは20代の女性で営業している人は数えるほどしかおらず、お客さんにも大変可愛がってもらいました。しっかりと対応すれば、お客さんがお客さんを紹介してくれました。誰か1人仲介すると必ず会いたい人に会える環境で、大変恵まれていると思います。
④全てが揃ってない分、色々とやらせてもらる
私が入社したときは、社内に日本人はいなく、周りのスタッフに聞いたり、お客さんに教えてもらったり、とにかく試行錯誤で何でも自分でやりました。入社した時期がよく、社内の仕組みもまだしっかりできていない分、自由にやらせてもらえました。ずっと大手企業で働いていたので、何でもやらせてもらえる環境が楽しくて楽しくてしょうがなかったです。
⑤ベトナムで人材の仕事ができたこと
ベトナムで人材の仕事を選んだ理由は、当時、社会貢献ができたり、人の役に立つ仕事がしたいと思っていたからです。また、東南アジアにいる自分が一番自分らしくいられると思いましたし、アジア人として社会に役立ちたいと思ったので海外に出ました。実際、人材の仕事をやってみると、企業側、候補者側、日本人、ベトナム人、時にはその他の国籍の方にも会うことができ、本当に勉強になり、新卒で人材の仕事をしておけばよかったと思いました。この仕事を通して、ベトナム人と日本人の親友にも巡り合うことができました。
日本で社会人生活をしていても、新しくできる友達はほとんどおらず、家と会社の往復で、学生時代からの友達と会うだけでした。まさか大人になってこんなに気の合う人と会えるとは思いもしませんでした。
周りからは私はずっとベトナムにいると思われていたようで、またすぐに戻ってくるんじゃないの?と言われます。私もなんか来年の今頃またベトナムにいるのではないか?と思ったりもします。笑 その時は温かい目で見守って頂ければと思います^^
ありがとうございました。Cam on nhieu Viet Nam!
―――――
プロフィール
吉田綾華(よしだ あやか)
E-mail: ayaka.yoshida@hrnavi.com
Tel: 0968096784
1987年生まれ、石川県出身。
人の役に立ちたい!という想いから、東南アジアと人材の軸で仕事を探し、2013年からアイグローカル・リソースに入社。自らの海外就職の経験とホーチミン、ハノイの両拠点での勤務経験を生かし、お客様と登録者の懸け橋となりアドバイスを行っている。