2018年8月15日
シンチャオ! こんにちは、Cindyです。
この始まり方も若干板についてきたような気がしないでもない、第5回目。
第5回目になってこんな事を言うのはアレなのですが、
『日々是好日』こちら、若い世代にはあまり馴染みのない言葉のようです。
唐末の禅僧雲門文偃の言葉であり禅語のひとつでうにゃうにゃうにゃ。Wikipediaに載っています。
にちにちこれこうにち、とか、ひびこれこうじつ、とか、いろいろな読み方がありますが、
「毎日最高だぜ~!!」
要するにこんな意味です。最高だぜ~!いえ~い!
気を取り直して。
先日、ベトナムでも公開された「未来のミライ(※ベトナムタイトル:MIRAI - EM GÁI ĐẾN TỪ TƯƠNG LAI)」を映画館まで観に行ってきました。
なんだか心の奥がきゅっとして、満腹なのにさみしくなるような、そんな映画でした。
自宅で働きながら主夫業に励むお父さんと、出産後からバリバリ外
で働くお母さん。
近代の家族像といったイメージで、これまで日本にあった”家族の形”という概念も
どんどん変わっていくんだろうなと思います。
まだまだ私たちの世代では、結婚したら専業主婦になりたいか?なんて話題も飛び交いますが、
ベトナムでの専業主婦は数えるほどしかいないんじゃないかと思うくらい、
女性はよく働いていますよね。
ちなみに先日、ベトナム人の友人に「日本人と結婚したい?」と聞いたら、
「専業主婦になりたくないから嫌!」との返答が。
やはりベトナム人女子、逞しいですね。
その中でも特に妊娠中の方。
「コレ、ちょっと押したら生まれちゃうよ!?」
と思うくらい、臨月も臨月な、明日にでも準備万端です!!というような、そんなお母さま方をよく見かけます。
じゃあ、これって産休の復帰も相当早いんじゃないの?とも思いますが、
なんとベトナムは産休期間が26週間と、東南アジア最長なんだそう。
短いとされるフィリピンが9週間、日本でも14週間なので、とっても長い事がわかりますよね。
臨月の方が多いのは、日本と違って"産前休暇"が無いからとのこと。
お給料に関しても、ベトナムの社会保険から給与100%相当額の給付金が支給されます。
それに加えて親兄弟親戚からもサポートばっちり、待機児童問題も無く幼稚園や保育園にもするっと入れるなんて・・・・さすがベトナム、社会全体で働く女性を支えているようです。
働き方改革と銘打って、日本も大きく変わっていこうとしていますが、
やはり出産、育児には周りの環境が第一だなあと感じますね。
ベトナムのお母さまも、日本のお母さまも、応援してます!!
それではまた来月!
Hẹn gặp lại(*´∇`*)
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プロフィール
渡辺明日香(わたなべ あすか)
E-mail: asuka.watanabe@hrnavi.com
Mobile: +84-909-484-365
1992年生まれ、東京都出身。
日本で3年半の勤務を経験後、更に海外で活躍する日本人を増やしたいという思いから
2017年にHRnaviに入社。
現在はホーチミンを中心にベトナム人、日本人の採用コンサルタントとして従事。